布(縮・絹・綿)

縮とは

小千谷縮は江戸時代初期、播麿明石藩士だった掘次郎将俊が、小千谷で盛んに織られていた越後麻布を改良し、サラサラとしたシボのある独特な風合いの麻縮を完成させたのが始まりです。
小千谷縮は縦糸と緯糸を一本一本ていねいに織り上げていくので、生地の仕上がりもしなやかで優しく柔らかな肌ざわりです。

小千谷縮

【小千谷縮】は通商産業大臣指定伝統的工芸品

通商産業大臣指定伝統的工芸品は、主として日常生活用に供され、その製造過程の主要部分が手工業的であり、伝統的技術または技法により伝統的に使用されてきた原材料を主として用い、一定の地域において多くの人の手によって製造される工芸品としている。そのほか厳しい審査に通ったものにだけ許される「伝統マーク」がついた伝統的工芸品は、まさに日本の一流品。確かなすばらしさで多くの人の心をとらえるものになる。

【小千谷縮】の製作技術は、国の重要無形文化財指定

重要無形文化財の小千谷縮は、糸づくりから反物になるまで手間の多さから、ふた冬越しの製作になることも珍しくない。量産がむずかしいこの小千谷縮の技術者が年々少なくなり、昭和30年、製作技術を守るため文部省により国の重要無形文化財に指定された。(下記の5項目が指定され技術保存がはかられている。)

  1. すべて苧麻を手うみした糸を使用すること。
  2. 絣模様をつける場合は手くびりによること。
  3. いざり機で織ること。
  4. シボとりをする場合は湯もみ、足ぶみによること。
  5. 哂しは雪哂しによること。

小千谷縮

重要無形文化財 伝統的工芸品

小千谷市における麻織物の歴史は古く、千数百年にもおよぶといわれ、将軍家への献上品として、贈られていました。

寛文年間に明石の藩士 堀次郎将俊によって、夏の衣料として改良され、緯糸に強い撚りをかけて織り上げ、仕上げの工程で涼感を出す小千谷縮独特のシボ(しわ)を出すことに成功し小千谷縮が誕生しました。

原料は苧麻からとる麻糸で、盛夏用の和装着尺として知られています。

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